建築士とは、建築の設計や工事の監理を行なう技術者のことで、建築士法に定められた基準を満たす資格を持っているものを指します。

建築士の資格は、すべて国家資格となっています。

大きく分けると、建築士には一級建築士、二級建築士、木造建築士の3つの建築士があります。
一級建築士

一級建築士とは、建築士の資格の中でも最高峰のもので、この資格があればどんな建築でも携わることが可能です。

一級建築士になるためには、国の行なう意休建築士試験に合格したのち、国土交通省の免許を受けなければなりません。

一級建築士は、国土交通省の免許を受けるということから、大臣免許になります。

仕事の範囲は、超高層ビルから個人の住宅まで、あらゆる建築に及びます。

また都市計画や大規模な地域開発といった建築に携わる仕事にもかかわることが出来ます。

一級建築士の中には、構造設計一級建築士、設備設計一級建築士などがありますが、どれも一級建築士の中の一分野と捉えて差し支えのないものです。

一級建築士の試験の合格率は低く、近年は10パーセント前後の年が続いています。

一級建築士の受験資格

大学や高等専門学校の建築学科を卒業すれば、二級建築士や木造建築士の受験資格を得ることが出来ます。

ただし、一級建築士の場合とは異なって、土木科を卒業した場合は、1年以上の建築に関する実務経験が必要になります。

または高校の建築学科や土木学科を卒業した人は、建築に関する実務経験が3年以上、学歴を問わず義務教育終了後、建築に関する実務経験が7年以上ある人は、二級建築士や木造建築士の資格を受験することが出来ます。

ただし、2008年(平成20年)11月28日に建築法が改正され、受験資格に関わる学歴と実務経験が変更されました。

従来は、大学や短大、高専などで「所定の課程を修めて卒業」した後に、必要な実務経験の年数が決まっていました。

改正後は、「国土交通大臣が指定している建築に関する科目を修めて卒業」した後、必要な実務経験を積むということになりました。

これは、今後は個人が今までに高校や大学などで取得してきた単位や科目によっては、同じ大学などの教育機関を卒業しても、実務経験が変わるというものです。

つまり、一級建築士なら4年制大学に進んだ者は中学や高校からその大学卒業までに取得した単位によって、防衛大学や職業訓練校で学んだ者は中学などからそこでの課程の終了後までで、二級建築士や木造建築士なら、中学や高校などで学んだ単位の取得状況が、受験資格にすべて反映されるということです。

この改正内容は、2009年(平成21年)度の入学生から適用されるようになっています。

なお、建築士の資格試験の合格率はとても低く、一級建築士の2008年の合格率は、わずか8%に過ぎません。

二級建築士や木造建築士になれば合格率は比較的上がりますが、それでも二級建築士は20%から30%ほどです。

非常に専門性の要求される、難しい資格試験であるということがわかりますね。

建築パースシェルパ : 建築CGパース制作実績