一つの建築物は建築家の個性や創造性の表れであり、機能性も重要ですが、芸術作品としての意味合いも併せ持っているものです。

そのため、建築物を建築作品としてとらえ、優れた建築作品には賞が与えられています。
RIBAロイヤルゴールドメダル

世界的な建築の賞で、最も権威のあるものといえば、イギリスの王立英国建築家協会(RIBA)が毎年表彰している、RIBAロイヤルゴールドメダルです。

RIBAロイヤルゴールドメダルは、約150年にも及ぶ長い歴史を持つ賞で、世界的に優れた建築家を毎年表彰してきました。

RIBAロイヤルゴールドメダルを受けることが出来たら、その建築家は世界的な建築家と呼ばれても恥ずかしくない地位とセンスを持っているということになります。

日本人でもRIBAロイヤルゴールドメダルを受けることが出来た建築家が3人います。

初めて日本人で表彰されたのは、1965年の丹下健三氏です。

その後、1986年には磯崎新氏、1997年には安藤忠雄氏が受賞することが出来ました。
AIAゴールドメダル

RIBAロイヤルゴールドメダルに続いて世界でも権威のある建築家の賞というと、アメリカ建築家協会が表彰しているAIAゴールドメダルです。

このAIAゴールドメダルはRIBAロイヤルゴールドメダルの150年という歴史には及ばないものの、約100年という長い歴史を持つ賞となっています。

AIAゴールドメダルの受賞者は、理事会による最終投票において4分の3以上の票を獲得しなければなりません。

そのため、受賞者の該当者がいないという年もあり、これは過去40回ありました。

ですから、AIAゴールドメダルを受賞するということは、世界の名だたる建築家たちの多くが認めてくれた建築家になるということです。

過去には日本人も、2人の人が受賞しています。

1人は1996年の丹下健三氏、もう一人は2002年の安藤忠雄氏です。